耳鼻のど専門 (ゆい)鍼灸院

〒564-0041 大阪府吹田市泉町2-47-27-102 スーパーライフ前
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耳管狭窄症​

耳管狭窄症とは

耳管狭窄症は耳鼻科では 鼻炎や副鼻腔炎などで耳管の咽頭口が腫れ、耳管の通らなくなった状態と説明されています。耳のつまりや軽い聴力低下があり、嚥下つまりごっくんとつばを飲み込んだり、耳抜きなどで一時的に症状は改善します。

耳鼻科では鼻炎や副鼻腔炎などを治しながら、対処療法として耳管通気法が行われます。ただ実際は通気したらかえって症状が悪化したという患者さんの話もよく聞きます。

鼻炎や副鼻腔炎が治ると数日~数週間で治るとされていますが、結には慢性化した患者さんたちが来院されています。

耳鼻科では鼻を治す抗菌剤、抗アレルギー剤、ステロイドなどが処方されます。

結の鍼灸は慢性鼻炎や副鼻腔炎、花粉症の治療は高い治療成績をあげているので それを応用して治していきます。

ただ実際は同じ患者さんが耳鼻科によって耳管狭窄症と診断されたり、耳管開放症と診断されたりすることも多く、鼻炎や副鼻腔炎など鼻の炎症のみに原因を求めていいのか疑問をもつこともあります。

鍼灸はいろいろな角度から身体を観察し、患者さん個人個人に合う治療を中医学的視点から行っていきます。
2018年2月

※耳管開放症でも鼻炎になれば耳管狭窄症になる場合も

患者さんの中には、ある耳鼻科では耳管開放症といわれ別の先生にかかったら耳管狭窄症といわれ「いったいどっちなんだ」と混乱されている方もいらっしゃいます。耳管開放症のコーナーで耳管機能不全という説明をしていますが、じつは時期によって違うこともあります。風邪をひいて、鼻炎がひどくなれば耳管ははれて狭窄します。耳管開放症の患者さんでも鼻炎から耳管がはれて狭窄すれば、鼻炎が治り耳管のはれがひくまでは耳管狭窄症です。2018年5月

耳管開放症、狭窄症について いろいろ論文を書き専門誌に掲載されています。2020年5月

一か月で治った耳管狭窄症

アンケートの画像

今回の耳管狭窄症の患者さんは30代の男性で右耳の違和感 つまり感 頭痛 肩こりがつらいという訴えがありました。夏に治療しました。春先は花粉症がひどくなるが 今は鼻炎の自覚症状はほとんどないといった状態でした。

一か月 5回治療したところで頭痛 肩こりはなくなり、耳の症状も消えました。アンケートをいただき、治療を終わりました。 通院に2時間ほどかかる方でしたが、なんとか通院していただきました。

春先に花粉症がひどくなると鼻炎から耳管狭窄症が再発する可能性があるので、2月ごろから花粉症の治療をしましょうと お願いしています。

◆アンケート回答

 非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない、総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は1であるという回答があり以下のようにコメントされました。

 一年以上前から耳管狭窄症と診断されずっと右耳のつまり感を感じながら過ごしていました。耳鼻科を転々としても一向に治らず困っていたところインターネットで耳鼻の治療をやっている結鍼灸院を知り通うことになりました。家のある○○から通うのは大変でしたが4回目の治療くらいで耳のつまり感がほぼなくなり5回目ではほぼ完治しました。鍼灸の力の不思議さにおどろいているところです。1か月くらいで治るとは思いませんでした。本当にありがとうございました。

2018年10月

耳のつまりとドライマウスがいっしょに治った話 シェーグレン症候群に効く鍼灸

杉沢(仮名)さんは50代の女性です。フルタイムで働かれています。1年前から右耳が詰まった感じが続いていると来院されました。耳鼻科の薬は飲んでいるが、症状が改善しないそうです。

肩こりもひどく、右ひじや右ひざも痛みます。杉沢さんはシェーグレン症候群のため6年前から舌も痛く、口も渇きます。味もちゃんと感じることができません。

治療開始して3ヶ月で耳が治ったのでアンケートをいただきました。右ひじや右ひざも治り、肩こりも以前ほどではなくなりました。舌の痛みもなくなり、口の渇き等のドライマウスも楽になったので、喜んでいただけました。食べ物もおいしく感じるようになったとのことです。シェーグレン症候群が鍼灸でよくなるとは期待されていなかったようです。

残念ながらシェーグレン症候群は良くはなってもなかなか完治とはいきません。肩こりの治療も兼ねて、時々通院されています。

※シェーグレン症候群とは、自己免疫疾患の一種です。涙腺の涙分泌や唾液腺の唾液分泌がうまくいかなくなる病気です。40~60歳の中年女性に好発し、男女比は1対14といわれています。

◆アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【1】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

 

◆コメント

初めてうかがったときは右耳がほとんどつまったような感じで聞き取りにくく困っていたが今はほぼ完治した。時々以前のようなつまり感を感じる事はあるがすぐに戻るので問題ありません。

お医者さんの薬だけで半年以上かかってもなかなか改善しなかったのが2.3ヶ月の治療をしていただいて改善したのでもっと早く通院させていただければよかったと思っております。ありがとうございました。

 

◆自筆アンケートは以下から

※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

耳管狭窄症が治った

鼻の奥と中耳(鼓膜の奥)は耳管でつながっています。この耳管が風邪や副鼻腔炎などで炎症をおこして狭くなった状態が、耳管狭窄症です。耳がつまった感じが続いたり、自分の声がひびいたりします。じつは耳のつまる不快感は耳管開放症でも出現する症状。狭窄と開放はずいぶん違うように思えますが症状は似ていて、鍼灸の治療のやり方も共通するところがあります。

 

◆耳管狭窄症が治った

山脇(仮名)さんは40代の男性です。右耳がつまり、右の鼻もつまります。耳鳴りもあり肩もこります。足は冷えます。3年前から耳がつまりはじめ、耳管狭窄症と2年前に診断されましたが、耳鼻科の治療を受けても治りませんでした。
日頃から眠りが浅く、大好きなお酒をたくさん飲んでしまうと全然眠れなくなるのが悩みの種です。あごの違和感もあります。

治療を始めて2~3回たつと治療後2~3日は症状が出なくなりました。肩こりはすっきり消えました。1ヵ月半もすると出張に行っても悪化することがなくなりました。山脇さんは福井方面への出張が多く北陸本線の長い長いトンネルが今までは耳のつまり感をひどくしていたのです。

2ヶ月15回の治療で耳管狭窄症の症状は消えました。数ヶ月たった今も再発することなく過ごされています。不眠もなくなりました。鼻は時々つまるが、すぐに治ります。現在の悩みはお酒を飲みすぎてしまうこと。たくさん飲んでも眠れるようになったため、つい飲みすぎてしまうそうです。

※山脇さんの自筆のアンケートの写真

「1. 非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」を選択され、治療前の苦痛を10とすると今は0.5と回答されています。

耳管狭窄症、滲出性中耳炎が治りました

男性のアンケートです。

耳管狭窄症は 鼻炎や副鼻腔炎などで耳管の咽頭口が腫れ、耳管の通らなくなった状態とです。中耳粘膜が空気を吸収し、中耳が陰圧になり耳の閉そく感がでてきます。耳のつまりや軽い聴力低下があり、嚥下(えんげ) つばを飲み込んだり、耳抜きなどで一時的に改善します。だだ、ひどくなってくると嚥下しても耳管が開かなくなります。高齢者の場合は耳管軟骨が固くなることが関係しているともいわれています。

ひどくなると中耳に浸出液がたまり滲出性中耳炎になります。浸出液をだすために鼓膜を切開する治療が行われます。難治性のものも多いといわれています。今回は70代の男性の耳管狭窄症、滲出性中耳炎の治療のお話です。鼓膜も3回 切開されていました。治療経過と結果は、男性が詳細にコメントしてくださいました。◆コメント

 2019年2月に鼻づまり治療に市中の耳鼻科を訪ね、3月に耳鳴り、難聴となるが「治らない」と言われた。4月~9月まで別の耳鼻科に行くと全く変化なく悪化するばかり。10月初め脳神経外科でMRIをとる。そこで滲出性中耳炎と判明、改めて別の医院を訪ねたがそこでも「治らない」と言われたので当院を訪ねてみました。2020年1月より約10回の治療をしていただき2020年3月に耳鼻科にて滲出性中耳炎は治っているとの診断をいただきました。鼓膜切開後チューブを入れて放置する手術を受けることもなく治していただき感謝しております。

◆考察

総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は2であるとの回答をいただきました。2020年3月に治療を終了しています。鍼灸治療がうまくいかなければ、全身麻酔の上 鼓膜切開後チューブを入れる手術を予定されていましたが回避できました。趣味の尺八(しゃくはち)を一生懸命 練習されていて首コリ肩こりもひどく、時に腰痛が出ることもありましたが、それらもなくなりました。耳鳴りもなくなりました。2020年3月

※個人情報保護のため少しだけお話の設定を変えている場合があります。みなさんがこの方のように早く治るわけではありません。個人差があります。

 

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