最初に問い合わせのメールをいただきました。
3.4年くらい前から扁桃炎を年に何回か繰り返してる状態なのですが、この場合治療は可能でしょうか?耳鼻咽喉科に行ったところ、溶連菌ではなくストレス性のものと診断を受け扁桃腺を取った方がいいのではと言われたのでご連絡させていただきました。以上 患者さんのメール
「治療は可能です。原因不明の炎症の方の治療はよくやっています。」と返信しました。
細かな手仕事をされている女性で、首や肩もこり、目もかすみます。扁桃炎が起きていない時も、いつものどに違和感があります。今回も3日前から違和感を通り越して痛み始めたといいます。一度、治療するとのどの痛みはなくなりましたが、のどのイガイガした感じが残り、朝は鼻がつまります。鼻炎、花粉症のような症状もいつもあるということでした。都合3回で諸症状はなくなりました。今度は1週間に一度の治療を3回続け、通院 約一か月でアンケートをいただきました。手足の冷えをすごく感じる女性でしたが、これも改善しています。
◆コメント(アンケート回答)
「非常によい結果があった。ほとんど完全に治り苦痛はない」「治療前の苦痛を10とすれば0である」というアンケート回答をいただきました。コメントは以下の通りです。
のどにいつも違和感があり、扁桃炎を繰り返していましたが、一度ですごく楽になりました。手足の冷えも少しずつ改善されてきました。コメント以上
◆考察
のどの違和感、つまったような感じはよくみられる症状です。いつものどがイガイガすると表現される患者さんもいらっしゃいます。今回は これに実際ののどの炎症の繰り返しが加わりました。中医学では、気の滞りからつまりや違和感が生じ、滞りから熱を生じると炎症になると考えます。
今回の女性は手足がとても冷える方でした。手足の冷えは滞りからです。交感神経優位からもきています。緊張しなくてもいいのに緊張してしまう状態も治します。手足の滞りを流すことと、のどの違和感を治すこと、首肩のコリ=首肩の気の滞りを治すこと、交感神経優位を改善すること、すべてセット、一連のものと考え治療していきます。2020年11月
30代の男性の方が、「5日前から扁桃腺が痛い」と来院されました。40度をこす熱を出し、病院で点滴等の治療。熱はさがったものの、のどの痛みがひかないとの訴え。痛みで夜も眠れない状態です。2日続けて針灸治療して、痛みをとりました。しゃべるお仕事だったので、楽にしゃべれるようにということで、その後も数回治療。じつは頻繁にのどがつまる感じがする、吐き気がするという症状が扁桃炎の前からあったのですが、それもいっしょに治しました。
治療後のアンケートでは以下の回答をいただきました。
病院の薬・点滴が効かず40℃を越す熱だったが針をしてもらって症状がとても軽くなった。まだ、のどの違和感は少し残っているもののそれも日ごとに良くなっていると感じている。
逆流性食道炎の治療も胃腸科の病院で出された薬を2ヶ月近く飲んでも改善されなかったが、針を1回うってもらっただけでかなり軽くなった。東洋医学がというよりこちらの医院の治療が自分の体にとても良かったと思う。
患者さんの自筆のアンケート回答
※急性症にも針灸は効きます。ただ急性症を治せない一部の鍼灸師が「風邪の時は鍼はやめたほうがいい」という迷信を過去に流したことがあります。22年前に開業した当時は迷信が蔓延状態。
「風邪の時こそ針灸を!」と実際に治すことで迷信を打ち消していきました。
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午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × |
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